さぷりニュース 202112
ペットを飼うのに、費用はどのくらい掛かるの?
~一般家庭で人気の犬や猫から、動物園で人気のゾウやキリンまで~
【ご質問】
ペットを飼いたいと考えています。動物を飼うとなると、いろんな責任が生じるのはわかっています。その上で飼育するのにどのくらいの費用が掛かるのでしょうか。動物ごとに大体どんなものなのか教えてください。
◆どこで手に入れるか
人気のペットの代表格、犬と猫から始めましょう。まず、ペットショップで購入するか、ブリーダーから直接購入するのか、それとも保護された子を譲り受けるかで費用は変わります。ただ、ペットショップとブリーダーで値段に大きな違いは無いようです。保護の場合は基本的に無償です。どの方法を選ぶかは、それぞれの考え方と言うしかありません。
◆大きな支出項目
右図はアニコムHDが行なった「ペットにかける支出に関する調査」からの抜粋です。支出の大きい項目を提示します。右記調査によると、犬猫ともに大きいのは「フード・おやつ代」「日用品・雑貨類」です。また、ケガや病気の治療費、ペット保険料も大きな割合を占めています。見逃されがちなのは、飼育に伴って避けることができない追加の光熱費です。
◆命を預かる者の責任
調査によると支出総額は、犬が34万円、猫が16万円となっています。費用はそのぐらいですが、掛かるところは結局、人間も動物も変わらないということです。ご質問の通り、それが責任なのだと思います。これまでペットという言葉を使ってきましたが、「家族」と捉える人も多い昨今、いざという時のことも考慮に入れておいてください。